今日のネタは失敗談。タイトル通り WordPress が SEO に強いと過信していた自分にびっくらこいた話しです。
昨年夏頃に O2O（オーツーオー）系のサイトを１０サイト程まとめて請けさせて頂きました。ありがとうございます。感謝です。
この１０件のサイト、全て WordPress で作成。クライアントさんとターゲットキーワード等を決め、それなりのプラグインを使い、それなりの SEO 対策を施した上で、デザインを流し込んだり、 YouTube 、ブログランキングサイト、Yahoo ロコ等へ登録・連携したりし、作業を終えて納品をした。
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WordPressブログSEOをGoogleのMatt Cuttsが語る From WordCamp 2009
Googleでよい結果を残したいなら、WordPressは賢い選択。
WordPressは、その技巧の80-90%をSEOに対して気遣っている。WPを使えばそれだけで上位表示できるということではなく、WPにはSEOに適した仕組みがたくさん備わっているうえに、簡単に使えるということでしょう。
でたー!! 死ぬほど強い、WordPressのSEO効果・・・・激汗
WordPressって、実はSEO効果が半端ないのです。わかりやすく言うと、検索上位に非常に出やすいシステムなわけ。自分でしこしこHTML書いてCSSで設定してサイト作るよりはるかに物凄い速度で、きちんと更新していると勝手に鯉の滝登り、鮭の遡上のようにどんどんと検索上位にあがってきます。
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権威のある方々が WordPress は SEO 強い！って言ってるんですから、ある程度の事をやっておけば SEO的には大丈夫。てな訳です。もちろんこれまでの経験上、これくらいやっておけば SEO 対策は十分である。って所までやりました。はい。
１ヶ月程前、クライアントさんから連絡があり「お店の名前で検索しても１ページ目に出て来ないんですよね。改めて相談に乗ってもらえますか？」と連絡が来た。
何？お店の名前で検索しても？１０件中８件程はお店の名前に地域名が入っていて、かなりニッチなキーワードになるはず。１ページ目に出て来ないのはおかしい・・・冷や汗をかきながら色々と調査してみました。
調査として主に利用させてもらったのは SEOTOOLS さん http://www.seotools.jp/ 。解析するサイトの URL を入力し、「SEO解析」をクリックすると現状のサイトの状態が解析結果として表示されます
さらに！ここからが凄い！注目〜〜〜！
「SEOアクセス解析ツール・バーサス」に入り、再度解析をすると、現在そのキーワードで１位に輝くサイトと、解析したいサイトの解析結果を比較してくれる。要は１位と WordPress が SEO に強いって過信して作ったサイトの比較をバッチリしてくれるって訳です。素晴らしい！パチパチ！感謝感激です！さらには！○○が足りないんじゃないのぉ〜って色々とアドバイスまでしてくれる。ありがたい。
で？結果はどうだったの？ですが、それが散々たる結果。びっくらこきました。クライアントさんに申し訳ない。合わせる顔がない。ってくらい酷いレベル。
さて、これをどう報告するか？非常〜〜〜〜に悩みました。しかし結果は結果なので、「SEOアクセス解析ツール・バーサス」で出力されたページを１０サイト分ハードコピーしてそのままクライアントさんに見せる事にしました。
「すんません。全くダメです。やり直しさせて下さい。ごめんなさい。」と平謝りし、キーワードの絞り込みを改めてさせてもらい、SEOの内部施策とちょびっとだけ外部からのリンクを付けてみました。外部リンクに関しては、私、SEO業者ではないので、あまり派手にやるとブラックハットになりかねません。ですので、本格的に外部リンクをしなければならない時にはブロのSEO業者に委ねます。
今現在は、新たに設定し直したキーワードで１０位以内表示は５サイト。お店の名前では８サイト、地域名を付ければ１０サイト全てが１０位以内に表示されるようになりました。さらには YouTube や ブログランキングサイト、Yahooロコ等のページも合わせて出てくるので、新たに設定したキーワードの検索結果１０位以内のうち、半数以上がそのお店の関係ページだったりもするお店もある。
ふぅ〜っ。とりあえず通常レベルまで持ち直した感じ。ここでようやっと納品レベルでした。WordPressがSEOに強いと過信してました。済みません。
で、WordPress に対する内部施策は何をしたかって？それは次回のネタにしましょう。
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