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上越新幹線、高崎名物だるま弁当に見た無駄なく売りさばく戦略的仕入

よもやまばなし
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昨日のエントリー「大地の芸術祭、こへび隊の弾丸ツアーに参加して来た。」で新潟県十日町に訪れた。少し遠かったのだが、金沢にまだお会いした事のないお客様がいて、この機会に「特急はくたか」に乗って金沢へ出向き、お会いさせていただく事にした。金沢のお客様の話しは後日書くとして・・・

 

こへび隊を途中で離脱して金沢へ行き、翌日18日日曜日お盆最終日に、金沢から特急はくたかで越後湯沢→東京へと、こへび隊の弾丸ツアーを上回る弾丸ツアーを強行してきた。

 

流石にこの日は、「特急はくたか」「新幹線」共に指定乗車券を買う事が出来なかった。「特急はくたか」は金沢が始発なので、自由席に並びなんとか座席を確保。越後湯沢からの「新幹線」も座席を確保したかったので、越後湯沢始発の「Maxたにがわ」に乗車した。こちら、指定席は売り切れていたが、自由席はまだ余裕がありゆったりと座って帰る事が出来た。

 

小腹が空いたので「Maxたにがわ」に乗り込みすぐに車内販売を探しに歩いた。車両を2つ程移動した所で車内販売を見つけた。お弁当を買おうと思ったら、最後の1つ「とりそぼろべんとう」を他のお客さんに取られてしまった。「おぉ〜くやしいぃ〜」仕方ないと思っていた所「高崎で弁当が入っているので座席におもちします」と。わざわざ座席まで持って来てくれるとはありがたい。ここは高崎まで我慢。ビールとおつまみを購入し座席へ戻った。

 

高崎を越え少しすると先ほどの販売員が「高崎名物だるまべんとう」をもってやって来た。持っている弁当は3つ。「3つ入荷しました」嫁と二人だったので「2つ下さい」。と、めでたく弁当にありつけ空腹を満たした。

 

さて、ここで「?」と感じたのが「越後湯沢を出てすぐに弁当が売り切れてしまった事」「高崎で3つしか仕入れていない事」「弁当をわざわざ座席まで運んでくれた事」幾つかの「?」が頭に浮かんだ。(いつもこんな事ばかり考えていますはい)

 

Wikiペディアによると今回乗車した「Maxたにがわ」は、E4系。1車両100席くらいはある。乗車率は50%程度。8両編成だから400人弱が乗っている。時間は17:30頃。越後湯沢から東京までは「Maxたにがわ」で90分くらい。高崎からは60分あるかないか。

 

このパターンだと弁当が売れるのは10ヶ未満になるのだろう。きっと越後湯沢でも弁当は3〜5ヶ程度しか積んでいないかと。

そうなると、

・越後湯沢を出てすぐに弁当が売り切れてしまった事
 これまでの経験で、早いタイミングで売り切れるように少数しか積まない。

・高崎で3つしか仕入れていない事
 こちらもこれまでの経験でほぼ確実に売り切れるであろう数しか積まない。

・弁当をわざわざ座席まで運んでくれた事
 こちらはどうだろう?もしかして3つしか仕入なくても売れ残ってしまう事があるのかもしれない。売れ残ればただのゴミ。「弁当を欲っしている乗客がいたら出向いてでも販売してくるように」と指示をされているのか?と推測。

 

缶ビールやチューハイ、スナック系の菓子と違って弁当は生もの。在庫は最小限にしてしっかりと売りさばくような戦略的仕入システムになっているんだなぁ〜と感心した。

 

しかし・・・3つとはいえ、上下線で毎日50本くらいは高崎を新幹線が停まる。150食。売値が1,000円なので、150,000円。30日で4,500,000円の売上。だるま弁当だけでも結構利益出てますなぁ〜。

 

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