これからネットショップを始めようと思っている方は、こんな考え方があるんだなぁ〜と思ってもらえればと思う。ネットショップを既に始めている、始めるつもりはない。って方は、今日のエントリーは面白くない。時間がもったいないので、離脱して下さい。
さて、ここからはネットショップを始めようと思っている方だけが読むので、その視点で書いて行く事にする。
どんな商材が良いのか?それはズバリ「他では買えないもの」に尽きる。
昨日のエントリー ニュースリリースは効果があるのか?について考えてみる でも書いたが、ネットで物を買う時は「価格.com」→「Amazon or 楽天」で終わりなのである。ネットでの販売が流行する以前は、それぞれの地域(人が簡単に行動出来る範囲内)での価格競争等はあったが、日本列島規模や世界規模で価格の比較なんて、よほどの情報通でなければ出来なかったのが、今ではスマホ1つでちょいちょいと誰でも世界中の価格や情報見て回る事が出来る。
何処でも買える物を扱う場合は、相当な資本力で大量に商品を安く買い付け、安く売りするか、圧倒的な集客力を持ち「ほらほら、僕の釣り堀で商売させてあげるから、他より安くしてね」なんて状況にして、安売りするかしならなければ大手サイトに太刀打ちする事が出来ない。
めっちゃサービスをするのも1つの手でもある。しかしサービスをしっかりする為には、かなり教育されたスタッフが必要になるので、ある程度の事業規模にならなければ、それを実現するのも難しい。
世の中に数多ある広告の内、ネット広告の比率は10%程度。
その10%の広告は幾つかの分野に別れる。
・純広告
・アフィリエイト
・リスティング
・他
どの広告にしても原則は新規顧客の開拓である。
出来る限り広告費をかけずに、新規顧客が獲得出来るのが良いが、現実的にはなかなか上手く行く物ではない。あっちをやってダメ、こっちをやったらちょっと上手く行ったけどスグにダメになった。さらにこれをやったらまあ良いんじゃない・・・なんて具合である。
自社の商品や製品に最適な広告を見つけるまでの勉強費用はかなりかかるし、見つけたとしても時間が経過すれば最適ではなくなる事もある。常に思考錯誤しなければならない長く終わりの無い旅だ。
さて、ネットショップに向いている商材は、冒頭でも言った「他では買えないもの」。さらに付け加えると「リピート性の高いもの」が良い。
「他では買えないもの」の場合、ネットユーザーお得意の比較検索をされる事が無い。「リピート性が高いもの」の場合、新規獲得コストを数回の購入行為で割る事が出来るので、リピートされる程利益率をあげやすくなる。
「他では買えないリピート率の高いもの」はとってもネット向きなのである。
これからネットショップで販売しようとしている商品が、上記に当てはまるか?見極めていただき、当てはまらないのであれば、ネットショップ以外のチャネルを検討する事も必要だ。
ゴールデンウィーク。しっかり自問自答し、この商売、ネットショップで良いのか?を悩んで頂きたい。
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