ダイヤモンド・オンラインの「独占公開!サムスンが呑み込んだ日本の技術」なる記事を読んでいて、以前この記事の中の人達と話しをした事を思い出した。
中の人と言っても、日本人の技術者ではなく韓国の方達である。
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福岡でのビジネスミーティング
あれは確か・・・6年か?7年前だったと思う。福岡の百道にあるホテルで、韓国の投資家や上場企業の方と、日本のベンチャー企業等が集い、ビジネスについて語り合おう。みたいな会に参加した。
当時、秋田の豊作プロジェクトは資金繰りがかなり厳しく、どうやってこのピンチを切り抜けるか?非常に悩んでいた時期でもあった。
双方で100人程集まったかな?全体でプレゼンを聞いた後、幾つかの事業分野に別れて密なミーティングを行った。
秋田は IT とか情報とか、そんな分野のなかに入って話しをさせてもらった。
日本人エンジニアは人月600万円が相場
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秋田が参加したミーティングには、韓国の投資家等も参加した。
韓国の投資家の話しでは「ヒュンダイ自動車やサムスン電子では、日本人技術者を広く募集している。日本人技術者であれば人月600万円が相場である。」との事。
「えっ?600万円」「1ヶ月?」耳を疑った。資金繰りの事が頭をよぎる。「オレ、しばらく韓国に行こうかなぁ〜」等と手に汗握りながら話しを聞いたのを覚えている。
しかし、話しを聞くにつれ、秋田の持っているちょっとしたプログラミングレベルの人を求めているのではなく、もっともっと深ぁ〜い技術をもった「エンジニア」を求めていた。秋田のドキドキはスグに消え、日韓のミーティングも終った。
結果流出していった技術者
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ダイヤモンド・オンラインの「独占公開!サムスンが呑み込んだ日本の技術」を読んでいて、この話しを思い出すと共に、日本の色々な企業から色々な技術者が流れ、今のサムスンやヒュンダイがあるんだな。と。
ダイヤモンド・オンラインさん。今度は車の方にも触れてみて下さい。
技術者にとってみれば、人月600万。年にしたら7,200万。そんなに高く自分を評価してくれて、自分の好きな研究をさせてくれるのであれば、そちらに行きたくなるのも解る。
ただ・・・そんなに長くその金額をくれるはずも無い。半年も努めて技術が渡った時点でサヨナラだったんじゃないかなぁ〜と。
まとめ
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今日の話しも全然まとまりませんが・・・
出来れば優秀な技術者には流出して欲しくなかった。
しかし、これも競争なので致し方ない。
他国が頑張っても追いつけないレベルの技術を、バンバン出して行ける日本になれるよう、秋田も頑張ります!
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