豊作プロジェクトでも「豊作パブリッシング」という出版のセクションを作り、ボチボチ電子書籍を出版しております。
出版しているのは、主に小説系。ノウハウ系は、今のところトライアスロンとかそのあたり。
秋田も最近は紙の書籍を買わずに、電子書籍を買うことが多いのですが、電子書籍は当然ですが、物理的な書籍と違うところがあり戸惑うシーンがあったので、記事にしてみました。
ノウハウ本での記憶
1995年に独立し、IT系の勉強を独学で学びなんとかここまで生きながらえているのですが、ここに至るまで相当数のノウハウ本を立ち読み〜購入してきました。
独立したばかりでお金が無い時期は、もっぱら立ち読みでした。立ち読みさせていただいた中野の本屋さん。ありがとうございます!
少し小銭が稼げるようになってからは、書籍を買ってノウハウを得ていくのですが、本が沢山ありすぎて書籍の内容を記憶しておくことなんてもちろん出来ません。
仕事をしていて「あれ?ここはどうやるんだっけ?」と考えた時、先日購入し斜め読みしたあの本あの辺りに書いてあったっけ?と思い出し、本を引っ張り出してその辺りを見る。
たいていの場合、そこにたどり着きます。書籍内容を覚えるのではなく、どの辺りに何が書いてあったか?を覚えてノウハウ本を活用しておりました。
話それますが、世の中に数ある試験。たいてい参考書などを見ながら受験してはいけないことになっていますが、意味のない記憶作業をさせるより、参考書をどうやって引いたら早く目的の項目にたどり着くか?を学んだ方がより正確だと思うんです。
電子書籍になって
電子書籍を買うようになってからは、あまりノウハウ書籍を買わないのですが、それでもたまに買うことがあります。
紙の書籍の場合「どのあたり」はその本の「どの厚み」で記憶しているのですが、電子書籍には厚みがない。厚みは何パーセントとなるのですが、正確にパーセントで覚えている訳にはいかない。ですので検索に頼るのですけど、記憶している語句が合わない。なんとな〜くで記憶しているので、同義語で覚えてる場合もある。そうなると目的の箇所にたどり着くのに時間がかかる。
同義語検索や厚みに変わる感覚的な何かがあれば、戸惑わないで済むのになぁ〜と思っているところです。
小説や漫画ではあまりない
ノウハウ本は何回も使います。内容が陳腐化しなければスタッフにも利用してもらいます。
しかし、小説や漫画は一度読んでしまったら繰り返して読むことはまずないかな・・・ほとんど捨てちゃうかブックオフ行き。
唯一繰り返して読んだのは、吉川栄治の三国志。これは3回くらい全巻を買い直して読んだかな?
電子書籍も持っているけど、まだ電子書籍では読んでません。なぜか買っちゃいました。三国志、本文と巻末の索引が連動していたらもっと楽しく読めますね。青空文庫入りしたはずなので、誰かが索引と連動した書籍を出しているかもしれません。暇なときに探してみるとします。
てな具合なので、小説や漫画の場合そもそも手元に無いってのもありますが、どの本のどのあたり・・・って読み方はあまりしません。読んだっきりです。
まとめ
こうやって文章にしてみると、おや?電子書籍もまだまだ改良すべき点があるんだ。と気づいたりしました。
電子書籍に厚みの概念を入れるのは、秋田の仕事ではないので電子書籍デバイスを作っている方々にお任せすることにします。
秋田がやるべきビジネスモデルも、こうやって文章に起こしてみようと思いました。電子書籍に感謝。
今回のネタ、ノウハウ本は紙、小説や漫画は電子書籍ってテーマでも良かったかな?
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