豊作パブリッシングのページにも書いたのだが、もう少し詳しくこちらにも書いておきます。
今、豊作パブリッシングで電子書籍を作る際に使っているツール群です。無料の物も有料の物もあります。有料でもリーズナブルな物をチョイスしています。
今の所一番信頼しているツールです。
信頼と言っても、出来上がった epub をバラして直接手で編集するので、このツールが良いって訳でもないのですけど。しかし、編集しなければならない事を前提に使うので、ある意味諦めも付きます。
書籍も写真集もこれで作れますが、だいぶハードルが高いので、技術者系の方でないとキツいかと思います。
ワープロながら epub3 の形式で書き出しを行ってくれます。
なかなか素晴らしいのですが、あとちょっと。って所です。
ある程度の形を作り上げるのにはかなり良いです。上記した青空文庫同様に、最終的にはバラして、手での編集が必要な場合もあります。
・Microsoft Word
こちら、Kindle でアップロード出来ます。
目次も簡単に作れますので、なかなか良いです。
しかし、epub を作るとなるとてんでダメなので、kindle だけを考えるのであれば、有り。電子書籍全般を考えとなると無し。です。
・sigil
無料
最初のうちはこればかり使っていました。とっても感謝しているツールです。
しかし、epub2 の対応なので、縦書きが作れません。また、2バイト文字は epub3 からじゃないと認知してくれない書店があるので、少々使いづらくなって来ています。
結果、今は使わなくなってしまいました。
kindle 限定になってしまいますが、写真集や漫画を出版するにはベストです。
AozoraEpub3 を使って写真集を作ると1時間以上掛かっていたのですが、その作業が5分で済むようになりました。ビックリしました。
出来上がった epub が正しい形式かチェックしてくれます。
エラー内容が解りにくいですが、しっかりとした epub を作成するには欠かせません。
・ePubPack
無料
基本的な使い方としては、何らかの形で作った epub を編集する時に使います。
何らかのツールで作った ***.epub をバラします。
1、***.epub を ***.zip にリネーム(ファイル拡張子を変更)
2、ファイルを解凍する
3、中身を直接編集
4、ePubPack で編集したフォルダに入っている mimetype を選択
5、アウトプットするファイル名を付け「Create ePub File」をクリック
他にも幾つかツールを使っていますが、基本的にはこれらツールを使って電子書籍を作成しています。
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