一昨年の暮れに購入したリトルマーチンLXME。なかなかお気に入りで、ほとんどコレしか弾きません。
ロンドン100連発の動画は走りながら移動するのでどうしてもウクレレになっちゃうのですが、ライブでも自宅練習でもこればかり。ショートスケールで弾きやすいオススメのギターです。
さて、このギター結構いい音なるのですが、自分で弾きながら歌っている時声がデカくなるとギターの音が聞こえなくなってきます。これはリトルマーチンだからって事じゃなく、ギター全般に言えることかと。
ステージで自分の声やギターの音がモニタースピーカーから帰ってくるのであれば問題ないのですが、生声、生ギターでライブをやる場合に上述したギターの音が聞こえない問題が発生します。
そもそも秋田、歌があまり上手じゃない方でして、音程をしっかり取るのが下手。おふくろ音痴だったから秋田にも音痴が染ったんだと思います。
「音痴 遺伝」でググると出てくるわ出てくるわ。音痴の方、お母さんも音痴じゃないですか?親と外すキー(音階)同じですよぉ〜(苦笑)
ボーカル教室とかボイストレーニングとかを受けてある程度の矯正は出来たのですが、完全ではない。まあ、歌上手いに越したことはないけど俺はこんなもんだな。って諦めています。
自分用にサウンドホール
ギターのサウンドホールってお客様用にあいていて、そこから音がカメハメ派の様にどば〜ん。って出て行くんです。
ギターを弾いてサウンドホールに耳をつけると、そりゃあいい音がします。しかし弾いている本人にはあまりいい音が伝わってこないんですよね。低音と高音がカットされて、ちょっとモヤがかかった感じの音しか聞こえない。
いい音聞きながら演奏したいし、音がしっかり取れなければ歌も音痴になってしまう。そんな風に考えていました。
昨年発売した「While Solo Guitar Beatly Weeps」に「I Saw Her Standing There」で参加いただいた益田さんの持っているマンゴーギターに自分用のサウンドホールが空いている。
楽器屋さん行くと、たまに自分用のサウンドホールが空いているギターを見かける。
最初はふぅ〜ん。って思っていたのですが、先日のライブ(生声生ギター)で自分の声が大きくて音を外すシーンが何度かあったので、自分用にサウンドホールを開けてみようと決心。
早速穴を開けてみることにします。
初めての経験だからちょっと不安だったけど
ギターのヘリのところにテープを貼って、サウンドホールを開ける場所をだいたい特定。
ペンを使ってサウンドホールを描く。まあこの通りにはいきませんでしたけど。
細いドリル〜持っている一番太いドリルの刃でペンで描いた線の上に穴を開けていきます。
ある程度空いた段階で、ニッパーを使って穴と穴の間を切ってサウンドホールを開けました。
凸凹しているといい感じじゃないので、サンドペーパーの一番荒いヤツで凸凹をならして完成。
もうちょっといい形に開けたかったのですが、素人仕事なので仕方ありません。穴の形状にちなんで「げんこつサウンドホール」と名付けました。
やっぱりいい
早いタイミングでライブ(生声生ギター)で試して見たいのですが、直ぐにライブはやってきません。一番近いのは4月1日19:00〜東中野の東京テクニカルカレッジさんです。
ちょいと弾いてみると、低音や高音が、お客様用のサウンドホールまでは行かなけど、しっかり聞こえてきます。ギターが鳴る音も大きくなったように感じます。
ライブ中、音の迷子になることが減りそうです。
まとめ
初めての経験なので、ギター自体がぶっ壊れてしまう事も予想されたのですが、このままでいるより一歩前へ進んだ方が良いと決断しました。
まだライブやっていないので本当の事は言えないのですが、やってよかったと思っています。
このリトルマーチンLXME、サドルも随分削って弦高を低く設定したり、今回の様に自分用サウンドホールを開けたりと色々と独自カスタマイズを行っています。
これからの成長が楽しみです。
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