先日オープンした TOHO シネマズ新宿にて映画「セッション」を見てきました。
見に行った動機は、GWに映画見たい。音楽でカッコ良さそう。なんて簡単な理由です。
新宿のTOHOシネマズと言えばゴジラ
映画の前にまずはゴジラでしょ。
朝一の回で見に行ったので、歌舞伎町は中国人の観光客でいっぱい。皆さん爆買いの真っ最中。ありがたいことです。
その中国人観光客に混じって「ゴジラ」の写真を撮ってきました。
首と手だけなんですね。まあ、それでも日比谷のゴジラと比べるとでかい。さすが TOHO さん。
観光名所を作っていただきありがとうございます。
アカデミー賞が飛び付いた才能と狂気
「アカデミー賞が飛び付いた才能と狂気」ってキャッチコピーがあるけど、才能っていうより努力でしたね。「アカデミー賞が飛び付いた努力と狂気」ってキャッチコピーだとパッとしないから「才能」にしたのかな?
タイトルも「セッション」ですが、我々音楽をやる人間が言うセッションではなかったです。ジャズの事はよくわからないのですが、我々ロック系だと、固定されたメンバー(映画では、実力で入れ替えがあります)で演奏をするのはバンドなので、セッションじゃなくてギグとかって言い方なのかな?でもギグじゃなかったな。
英語でのタイトルは「WHIPLASH」。WHIPLASH は名詞で「むちの先のしなやかなむちひも」の事。(http://ejje.weblio.jp/content/whiplash 調べ)
J・K・シモンズ演じるフレッチャーの鬼っぷりがこの映画の本当のタイトル。邦題つけるのやめたほうが良いなぁ〜と・・・セッションは Session だから、日本語じゃないしね。
ステージによる緊張感の変化
マイルズ・テラー演じるアンドリュー・ネイマン。手から血を流しながらドラムの練習をするシーンが何回かある。一般の方が見ると「スゲ〜」って感じかもしれないけど、ドラマーで飯食っている方々は、あれくらいは大抵経験してるかなぁ〜なんて。
描写として面白かったのが、学校の低レベルのバンド〜最高レベルのバンド〜社会人バンドへと移っていくんだけど、それぞれのステージでバンドの緊張感が違う。
楽しく音楽している人達、最高の音楽学校で最高レベルのバンドの人たち。音楽で飯を食っていくプロの世界。高校野球に例えると、甲子園には程遠いレベルのチーム、毎回甲子園に出られるチーム、そしてプロの世界。そのあたりの緊張感を観れたのが面白かった。
まとめ
ネタバレしちゃうので、とりとめもない話になってしまったが、ステージによる緊張感。これを見られて本当に良かった。我々はプロの世界でお客様にシステムやサービスを提供している。緩い感じじゃなくて、あのプロの世界。もっと言うとあのプロの人たちは、最高峰ではなく最高峰を目指すプロミュージシャン。まだ目指す先がある。あそこより先である、最高峰の緊張感を感じながら、お客様にシステムやサービスを提供したいと思った。
気づきを与えてくれた映画「セッション」に感謝。
最後のシーンは身震いするくらいに良かった。皆さんも是非。
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