え〜・・・かれこれ4週間ほど毎日とん汁を食べております。嫌いじゃないし飽きないので良いのですが、バンドマン貧乏時代を思い出すくらいとん汁を食べています。
毎日とん汁の訳とは?
上記しましたが、この所毎日とん汁を食べております。加えて今週いっぱいはとん汁を食べます。下手するとその後2週間はとん汁が続く恐れが有ります。
なぜか?と言いますと、今週末11月16日に行う「中野ミュージックフェス2014」にて歌を歌うのですが、露店の出店も行います。実行委員会で出すのですが、秋田の嫁がとん汁係。
大きな鍋でとん汁を作った事がないので、とん汁を作る練習をしていただいております。
この鍋だとどのくらいの野菜が必要で、どのくらいの肉、味噌が必要で・・・何をいれると美味しくなって・・・どの位の時間で出来上がり、どのくらいの容器に入れると何杯取れるから、適正価格は○○円だ。と。
作ったあと捨てる訳にもいかず、実験したとん汁の行方は秋田の胃袋。もちろん嫁も娘も我が家のペットである亀まで毎日とん汁を食べております。
今週末でイベントが終わるので、我が家のとん汁ラッシュも今週末まで。と思っているのですが、当日雨で中止になったら・・・。材料は100人分位用意するので、はい。しばらくとん汁です。
これも主催者の宿命と腹を括っております。
バンドマン貧乏時代の思い出
さて、話はバンドマン貧乏時代へ。
当時バンドと仕事をやりながら一人暮らしをしていました。お金に余裕が有る時は吉野家や松屋に行って美味しいディナーを食べるのですが、基本は自炊。
手取りで10万円程の給料が入ると野菜やら肉屋等を買い込み、でかめの鍋に油をひいて刻んだ野菜や豚肉を炒めます。
そこに水をいれ煮立たせます。ブイヨンを入れると美味しい事は解っていたのですが、なんだか面倒くさいのであまり入れる事はありませんでした。今思うと「ぽちゃん」と入れるだけなのに何故面倒臭がったのかは迷宮入りです。
さて、煮立った鍋。どうしようかとここで悩みます。
1、カレーのルーでカレーにする
2、シチューの粉を入れ、シチューにする
3、味噌をいれ、とん汁にする。
どれを選択しても、これから1週間同じメニューになります。ここは慎重に選ばなければなりません。
淡い記憶ですが、カレーが多かったと思います。
何故って?カレーなら「ご飯」「パン」「パスタ」「うどん」等、炭水化物なんでも OK だからです。
ご飯やうどんでシチューは流石に頂けない。パンやパスタでとん汁も。なのでカレーが多かったかな。
さらに、あの頃は「ぱんのみみ」が一番安く、次に「パスタ」。結果3回に2回はカレーでした。炭水化物の安さがカレーを牽引していました。
最近のとん汁ラッシュで、この頃を思い出した次第です。
あれ?イベント中止になったら具材でシチューやカレーにすれば、変化付きますね。助かった。
とん汁の歴史、雑学
今回のエントリー、全然人の役に立たないのでネットで拾った雑学をば・・・
wikipedia
豚肉(バラ肉を使用する事が多い)の脂、牛蒡など灰汁の強い根菜などの野菜や味噌の香りが特徴である。この調和は人気があり、他の汁物には見られない特徴のある料理である。加えて、入れる具材の多さから各種の栄養素が含まれている。名称の元となっている豚肉のほか、複数種の野菜、あるいはそれらの加工品を入れるため、単に副食としての汁物としてでは無く、単品で主菜にもなり得る。
なる程、主菜にもなりますね。若い頃は主菜としてのとん汁を作っていました。
豚汁の始まりとは
豚汁が作られるようになったのははっきりとはしていないのですが、おそらく明治以降であると考えられています。
日本では飛鳥時代に時の朝廷から「肉食禁止令」が発布され、獣肉を食べると言うことは日常的なものではありませんでした。豚の仲間であるイノシシは食べることを禁止されていなかったので、牡丹鍋などの形で食べられていました。
そのため、豚汁の原形となったのは牡丹鍋では無いかとも言われています。
「スープ大辞典」
おっと・・・このサイトはメッチャ勉強になります。「豚汁がまだ「おふくろの味」ではなかった時代、ルーツは鹿児島の郷土料理?」
まとめ
そんなとん汁。今週末11月16日(日)に行う「中野ミュージックフェス2014」の会場で、中野ミュージックフェス実行委員会が出店する露店にて、食べていただく事が出来ます。
秋田が毎日食べているメッチャ旨いとん汁。是非食べに来て下さい!
明日も明後日もとん汁食べて元気をつけて、楽しいイベントになるよう皆様をお待ちしてます!
追伸:秋田も歌うので、楽しみにして来て下さいね!
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