1週間くらい前から週間天気予報をウオッチ。ちょいと雨が降りそうで心配だったのだけど、予定通り前日の4月28日にバスにて出発。
バスは新宿に新しくできた「ザバス」ってバスステーション。なかなか大きなすごい施設。新宿のあちこちから出発していたバスがここに集約。しかし・・・ここから遠い所へ行く人が集う施設なのに、飲食店が少ない。コンビニも見当たらない。
さらに言うと、バスで移動する人は時間と金額を天秤に掛けて金額を取る人。少しだけある飲食店がどちらかというとそういう人向けではない高価な飲食店。吉野家とか松屋とかすき家とかがテナントとして入っているべきと感じたんだけどいかがであろう。
さらに言うなら、東京バナナとかを売っているお土産やさんも欲しい所。ここから帰省や旅行って事で遠出するんだから。マーケットニーズに合わせたテナント入れて欲しいですね。
GW前日、東名高速道路は少々下りも混雑。小雨の中適度な渋滞を経て静岡駅へ。静岡からは東海道本線に乗り換え藤枝駅前の東横INNへチェックイン。今回は2連泊。いつもお世話になります。
遅めのチェックインを済ませ、自動販売機でチューハイとビール。寝酒をして就寝。
翌朝は東横INNの朝食。エネルギーチャージ完了。
前回の終点しずてつさんのバス停「岡部営業所」へ移動するのだけど、藤枝に住んでいる友達上野さんが朝早いにもかかわらず、送ってくれる事に。申し訳なかったけど甘えてしまいました。
10日目の工程
岡部宿〜金谷宿
GPSを稼働させて移動した距離は約27.43km
岡部宿〜金谷宿
外に出てみるとピーカン。昨晩までの雨が嘘のような快晴。こりゃいい感じに日焼出来るなと。
上野さんの車に乗り込み移動開始。話をしているうちに、上野さんの母校が田中城の跡地なので見ていくか?と尋ねられたので、見に行くことに。藤枝宿は田中城の城下町。
田中城はすでになく跡地だけなのだけど、ミニチュアがある。う〜んとミニチュアが建設されている?って言い方のほうが正しいのか?微妙な所だけど、かなりの規模のミニチュアである。
直感的に、ここで「藤枝宿へ行こう」を撮影するべきと判断し撮影開始。田中城のミニチュアと青空をバックに撮影。
今回の3日間の旅。のっけから良い撮影が出来て満足。上野さんに感謝。
バス停岡部営業所
撮影後岡部営業所バス停へまで車で移動。こちらで降ろしてもらい東海道ラン再開。
この日の夜に上野さんと飯の約束。予約しないと入れない藤枝の名店。今から楽しみである。
前回の箱根と違い、今回はほぼ夏日の様子。湿度は高くなかったので良かったが、これからは水分補給をマメにするようにしないと、脱水症状や熱中症になってしまう。
旧東海道は、民家のある場所が多いが必ずしもコンビニがあるとは限らない。自動販売機も全く無い地域もある。都会の便利に慣れすぎてしまったようだ。
藤枝宿
東海道を歩いていると色々な物を見るのだけど、藤枝宿へ入る手前でヤギ。ヤギを数匹放し飼いにしている。一応柵は設けてあるのだけど柵の役割を果たしておらず、自由に行き来している。
ちびっこヤギ3匹が、ちょいといたずらっ子っぽく跳ね回っていたのが微笑ましかった。
宿場あたりへ入ると流石藤枝。サッカー関係の物を目にする。特に気になったのはサッカー最中。幾つか和菓子屋さんを見たのだけど、ほぼ同じサッカーボール形状の最中を違う名前で販売しているようである。
もちろん気になったので一つ買って食べてみることに。サッカーボールの形状以外は特に変わった最中ではなかった。普通に美味しかった。
しばらく歩き、行ってみたかった長楽寺へ。長楽寺は、「青池の大蛇」の伝説を持つお寺。めちゃくちゃ空が青かったので、沖縄のお寺さんっぽく写ってしまった。ちなみに、ここの娘さんと友達の上野さんは同級生だったとのことです。
長楽寺を後にすると、沢山の人が同じ方向に流れているじゃないですか?せっかくなので人の流れている方向に行ってみると、蓮華寺池公園で藤まつりを開催中。開催期間は毎年4月中旬〜5月初旬。ちょうど良い時に藤枝に行ったようです。
とても綺麗な藤を見させてもらいました。
藤を見た後は黒犬伝説の黒犬神社。藤枝には色々な伝説が残っていました。
そろそろ藤枝宿を抜ける頃。ちょうど腹も減ってきたので「そばの岩久」で昼食。
暑い時のそばは美味いですね。がっつり行きたかったのでカツ丼セット。まんぷくぅ〜。これで午後も頑張れます。
蓬莱橋
次の宿場は島田宿。島田宿へ行く前に寄ってみたかったのが、蓬莱橋。ギネスに載っている世界最長の木造歩道橋。ロンドン100連発もギネスに載らないかなぁ〜なんて思ったりもしています。
蓬莱橋、なかなか渋い橋。遠くから見た時「あれ?超高速!参勤交代の橋?」って思った。橋を渡る券を売っている方に聞いてみると、確かにここで撮影をしたのだという。今連続テレビでやっている「とと姉ちゃん」もここで撮影されている。この雰囲気、なかなかないので色々と重宝されているようだ。
そんな秋田も蓬莱橋の下から撮影。風が強くてゴーゴーしちゃったので使えるかちょっと心配。
せっかく来たのだから橋を渡ってみようと渡り始めたのだけど、風が強くちょいと怖い。時間もあまりなかったので1/3位の所まで行き引き返し。
島田宿へ向かう事に。
島田宿
島田宿は残念な事に、宿場町の面影を残す「刀匠碑」「問屋場跡碑」はマンション建設で撤去されていた。
ちょいといい雰囲気の時計台を見つけ、そこで再撮影しようと思ったのだけど、風が強いので断念。
かわごし茶屋
旧東海道大井川の手前には「川越遺跡町並」として、古い町並みがあった。それぞれの建物の中がちょっとした資料館になっている。木造の川越職人とツーショット。目が怖かった・・・(笑)
少し歩くと「かわごし茶屋」さん。いい雰囲気である。ちょいと勇気を出して「東海道の宿場毎に歌を歌って歩いてるのですが、ここで歌わせてもらっても良いですか?」と尋ねてみる事に。
「おぉ〜!是非是非」って事で店の中で歌わせてもらいました。数名のお客さんも居て盛り上がっていただきました。感謝。最終的な動画は、ここで撮影した動画をメインに蓬莱橋下の動画を合成する事に決定。
出会いがあって楽しかった。これが旅の醍醐味なんですね。
金谷宿
大井川を渡りちょいといくと金谷宿。金谷駅の手前で東海道本線をくぐり坂道を登っていくと石畳の入り口。今日の移動はここまで。せっかく来たのだからここで撮影。
撮影中、秋田の脇を車がすごい勢いで走っていくので、怖かったです。
金谷駅まで戻り、電車で宿泊ホテルの藤枝の東横INNへ戻り、シャワーして飲みに行く準備。
花房
上野さんの連れられ予約してもらっていた「花房」さんへ。めっちゃ混んでる店。何を食っても美味しかった。藤枝の日本酒を飲ませてもらい、話も弾み、めちゃくちゃ楽しい時間を過ごさせてもらいました。
途中から記憶やばいくらい飲んでしまい、気が付いたらホテルで寝てました(笑)。
上野さんに感謝です。
東海道ランの旅とは
子供の頃からなんとな〜く東海道を自分の足で歩いてみたい気持ちがあったので、2016年の目標として東海道を自分で歩く旅を開始しました。基本は走りたいのですが、走れない事もあるので歩きも混ぜます。基本の参加者は秋田と嫁の二人。
加えて、ロンドン100連発って言うあちこちで歌うシリーズ https://obrigado.biz/category/london/ もやっているので、合わせて撮影。こちらも2016年内に100本を完成させる予定。
何も生み出さないけど、何か生まれるかもしれません。東海道沿いに住まわれている方、見かけたら手を振ってください(笑)
藤枝宿
島田宿
金谷宿
wikipediaより画像を引用
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