昨日は、大阪への日帰り出張。大阪のお客様が豊作プロジェクトを指名して頂けるのはとても有り難い事です。感謝。
秋田は「ランサーズ」ってサイトをたまに利用させてもらっています。(ちなみに秋田はランサーズとは何の関係もありません。)
これまで20回程(大した数ではない)仕事を依頼しましたが、1度も失敗したことがない。皆さんとても優秀な方ばかりで感謝しています。こうしてトラブル無く仕事を終えるには、仕事をして頂ける方のスキルやマナー以外にも、発注側の発注スキルも必要になります。
その辺りにも触れながら「クラウドソーシング」を紹介していきましょう
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは?ですが、Wikipedia を引用しますと
クラウドソーシング(英語: en:crowdsourcing)は、狭義では不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態。ウェブサービスのトレンドの一つでもある。群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語。
広義では、必ずしも雇用関係を必要とせず、不特定多数の人間により共同で進められるプロジェクト全般を指す場合もあり、その場合オープンストリートマップ(OSM)などが代表例として挙げられる。
ん?引用してややこしくなってしまいましたが・・・
もう少し簡単に言うと・・・
フリーの技術者が登録されているサイトで、企業や個人の方々が登録されているフリーの方々に直接仕事を依頼出来る仕組み。
でいいかな。
どんなサイトがあるの?
「クラウドソーシング」でググってみると、
沢山ありますね。もっと沢山あるようなのですが、紹介はこれくらいにしておきます。「国内最大級」って表現は諸規制に引っかからない表現?(全然違う勉強させて頂きました)。
秋田がランサーズを使い始めた頃は、ランサーズともう一つくらいしかまともな所がありませんでした。ブルーオーシャンがあっという間にレッドオーシャンですね。
市場はそれなりに大きいので 楽天なんちゃらとか、GMOナンチャラとか、DMMナンチャラとか、大手さんならレッドオーシャンでもこれからの参入ありかもしれません。そうしたらもっとレッドオーシャンだ。クラウドソーシング、売り抜けるなら今が一番高値です。
中国に出すより安いあるよ(たぶん)
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秋田はランサーズに加えて主婦の方にも仕事を出しているのですが、安価に仕事をして頂けています。
秋田がもう少し高い金額で仕事を取ってくれば良いのですが、なかなか難しい。どうしても安価での受注になるので、安価で仕事をして頂ける方を探すようになります。
ランサーズに仕事を出す時は、レギュラーでお手伝いしてもらっている主婦の方が「やった事が無い作業」「勉強にちょっと時間がかかってしまうような作業」「将来継続してやらない作業」等になります。
沢山の方が登録されているので、様々なスキルを持った方がいらっしゃいます。秋田が考えうる作業はほぼ網羅されていますので、スキルを持った技術者を探す手間が減ります。
皆さん基本的に日本人の方なので、仕事を依頼する時の仕様書等を英訳する必要がありません。また、日本人ならではの心遣い等をして頂けるのでとても助かっています
中国や海外へ仕事を依頼する場合、実際に作業をしてくれる方の為に、英文で仕様書を書いたりする必要があります。
日本語を理解出来る海外の技術者もいますが、そういった方はギャラが高い。
仕様書を英文にしてくれる会社もありますが、結局英文への翻訳にコストがかかる。
思うより簡単ではないです。
ランサーズの場合、上記したように皆さん日本の方なので、仕様書を渡して「これやって下さい」で終わり。結果割安になります。
ランサーズがあれば「中国に仕事出さなくていいあるよ」となります。もっと国内の方使いましょう。
ランサーズで高いなぁ〜と思うのは、ランサーズが得る手数料ですかね。ちょっと取り過ぎ儲けすぎ。もう少し安くてもいいでしょ。
発注側スキル
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有り難い事に、今現在は良い評価を頂けています。
ここからは、秋田が発注する際に気を付けている事をあげてみます。クラウドソーシングで仕事を出す際の参考になれば幸いです。
仕事内容・金額を明示的に決めておく
ここは明示的に決めておく必要があります。
仕事の終わりをしっかり伝える必要がある。って事です。
きっとこれくらいはやってくれるだろう?と考えるのは禁物です。何をここまで。そしてそれは幾ら。
プロジェクト式で思ったより安く提案があった場合はラッキーですが、あまり安すぎるのも何かと思います。上下の幅は決めておいた方が良い。
ランサーズには依頼の雛形があったはず。そちらの書式を使って依頼の募集をを行うとかなりスムーズになります。利用してみて下さい。
応募が来たらスグ募集を停止する
ここ、結構重要です。
大抵、募集開始後の翌朝には2〜3名の応募があります。応募があったら募集を停止します。厳密には一時停止です。
停止しないと複数の方のスキルをチェックしたり、お断りの連絡をしなければならなくなります。お断りの連絡は無駄な仕事。ニーズに合う方がいない場合は応募を再開。
応募頂いている方も、なるべく早く仕事が決まった方が嬉しいし、少しでも早く依頼をするれば仕事自体が早く終ります。
著作物に関する覚え書きを交わす
依頼する方が決まったら、著作物に関する覚え書きを交わします。
内容的には、納品されるデータは、他人の著作物を侵害していない事、納品物の著作権は豊作プロジェクト(秋田の会社)に帰属する事を了承する事。となります。これは豊作プロジェクトの場合なので、権利を依頼する方に帰属する場合は、この限りではありません。
これを交わしておけば、何らかの問題が生じた時にも有効に機能します。これを書いて頂けない場合はお仕事の依頼をお断ります。
もちろん募集する時の条件に、著作物は豊作プロジェクトに帰属する事、覚え書きを交わして頂ける事を明記しておく必要があります。書き忘れてしまった場合は、丁重にお願いして書いて頂きます。
仕事が終わるまでは豆にチェック
ランサーズで仕事をされている方は、色々な方がいると思っています。
当初、秋田のランサーズに登録されている方のイメージは「健常者で起業家予備軍」「サイドビジネスでお金を稼ぎたい方」と考えていましたが、「人と話をするのが苦手な方」「障害者の方」等、通勤して仕事をする事は出来ないが、スキルはある。って方もいるんだろうなぁ〜と思うようになりました。こういった方も仕事を得る事が出来る。それが「クラウドソーシング」の価値なんだと思っています。
これまで依頼させて頂いた方が、どんな方だったのか?全く知りません。
だからお互いに良いのです。
もちろんメールレベルでのコミュニケーションスキルは必要ですが、何より仕事内容が評価されます。納期遅れとかは論外ですが、皆さん個人を評価して欲しいので、かなり気張ってキッチリと仕事をしていただけます。
ここは実際に仕事をしてもらって気付きました。皆さんそれぞれが経営者感覚なんです。
様々な方と顔を合わせないで仕事をして行きますので、ランサーズに仕事内容の質問や納品などが入ったら、なるべく早く返事を返します。
納品等のチェックがスグ出来ない場合は、いつ迄に返事をする。と明示してあげましょう。
自分の質問やの納品物が満足してもらえたのか?自分は間違った仕事をしてやしないか?等、不安で一杯です。レスポンスが悪いと不安が募ってしまい、最終的には不信感に変わっていく場合もあります。
ささいな不安を払拭する為に、仕事が終わるまで豆に連絡を取り合うようにします。
一度仕事をした事がある方はダイレクト依頼
ランサーズには仕事の募集を行わずに、直接依頼を行える仕組みがあります。
追加の作業や、同じパターンの作業等、1度依頼した方に直接発注が出来ます。
安心して仕事をして頂けるので、利用させてもらっています。
この場合、仕事をしていただいた方への評価であり、再度仕事をお願いするので、ランサーズは手数料を半分にするとかして、作業者を評価するべきだと思っています。カード手数料以外取らなくても良いかもしれませんね。良い方には仕事が集まりますから。
他のクラウドソーシング使ったこと無いから相場はわかりませんが、是非とも検討頂けたらと思います。特に10万円以下の利用料。
まとめ
如何でしたでしょうか?
大企業などの場合、直接個人に発注するのは難しいかと思いますが、中小企業であればこういったサービスを利用して安価に仕事依頼を行うことが出来ます。
簡単な仕事を依頼しながら、発注スキルを身につけ、色々な方へ仕事を依頼してご自身のビジネスを加速してみては如何でしょうか?
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